ワインの構造

ワインの構造についての考察

【ワインレヴュー】フランス ロワール カベルネ・ソーヴィニヨン 2004 クロード・ネル

フランス ロワール カベルネ・ソーヴィニヨン 2004 クロード・ネル



縁がややオレンジがかったガーネット

涙の速度はは中程度


生肉のニュアンス

ブラックチェリー

スーボワ

腐葉土



中程度のアタック

まろやかな甘み

酸味はしっかり

渋みもしっかり

ひねた感じ

紹興酒感

余韻は中程度


価格:3672円(税込)

評価:★★★★☆

リーズナブルに熟成感を感じられる

【ワインレヴュー】オーストラリア リースリング 2017 フレデリック・スティーヴンソン

オーストラリア リースリング 2017 フレデリック・スティーヴンソン



外観:

やや緑がかった淡いレモンイエロー

涙の数は多く期待できそう

成熟した印象


香り:

シロップづけの黄桃のような

南国を思わせるトロピカルな香り

甘い花の香り

ペトロール香はあまり感じられない。


味:

しっかりとしたアタック

コクのあるボディ

甘みはあまりない

やさしい甘み

リースリングらしい舌を痺れ刺すような酸味

後味にやや苦みが残る

余韻は6秒程度


25ml250円

ボトル4320円(税込)

★★★☆☆

美味しいが単調なリースリング。

もう少し個性が欲しいところ。

【ワイナリー見学】 ヒトミワイナリー 滋賀県

ワイナリー見学。

滋賀県のヒトミワイナリー。

にごりワインで有名なワイナリー。

何回か飲んだことがあるが、自然ワインらしい独特の個性を持ったワインが多い印象。

ここのワインは好き嫌いが分かれるワインだろう。


外観はこのような感じ。

蔦が建物を覆っている。

試飲試食大歓迎とのこと。

ということで、スピード弾丸テイスティング開始。


1.デラウェア発泡

にごりがある。酸味強い。


2.デラウェア微発泡

うすにごり。酸味強い。えぐみ。


3.シャルドネデラウェア

タクアン臭。


4.タルデラウェアシャルドネ

タクアン臭。えぐみ。


5.デラウェア

うすにごり。動物臭。


6.デラウェア クリオエクストラクション

甘い香り。

アイスワインや貴腐ワインのような。

濃厚。アルコール感強い。後味に苦み。


7.デラウェア スキンコンタクト

やや刺々しいスパイシー香。先ほどまでのデラウェアに比べ甘さが出る。

通常スキンコンタクトを行うと苦みや渋みが増すのだが、デラウェアの場合は香りの甘みが増すらしい。生食でもたべれるほど果皮が甘いため、その成分がワインへ移行するためか?


8.シャルドネ スキンコンタクト

タクアン臭。かなり黄色。


9.マスカット・ベーリーA マセラシオンカルボニック

バナナ香。濃厚。


10. マスカット・ベーリーA デラウェア

動物臭。酸味。後味に穀物感。


11. マスカット・ベーリーA 信楽使用

そこその強いアタック


12. マスカット・ベーリーA 樽

いちごキャンディ+樽感。


13. マスカット・ベーリーA メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンらしいハーバルな感じも微かに。


14.メルロー

メルローにしては色がかなり薄い。甘い香りが強い。例外的なメルロー。


15.メルロー シティーファーム

こちらは典型的なメルロー。樽感も少々。


16.ナイアガラ 微発泡

香水のようにキツイ香り。動物臭も。味は香りと裏腹にドライ。だがボディは強い。ワインの足の速度は遅い。


17.キャンベル

特徴的で強い。香料、石鹸のような。


18.スチューベン

スチューベンという品種。ライチ香。お菓子のような香り。


以上、18種のワインを無料でテイスティングさせていただいた。


また当日は稼働していなかったが、ガラス越しに、ワイン製造場を見ることができる。


製造・充填機械類


発酵タンク