ワインの構造

ワインの構造についての考察

【ワインレヴュー】 イタリア ラツィオ州 DOCG フラスカーティ スペリオーレ 2016 POGGIO VOLPI

DOCG フラスカーティ スペリオーレ 2016 POGGIO VOLPI


品種:マルヴァジア70%、トレッビアーノ20%、ソーヴィニヨン10%
産地:イタリア ラツィオ州
ヴィンテージ:2016
生産者:POGGIO VOLPI


POGGIOは「丘」、VOLPIは「キツネ」という意味。
このブドウ栽培地では、汚染されていない自然な土地であるため、キツネが現れるらしい。


ラツィオ州といえば、その州都であるローマが有名である。


ラツィオ州のDOCGは以下の3つ。
・チェザネーゼ
・カンネッリーノ・ディ・フラスカーティ
・フラスカーティ・スペリオーレ


DOCでは、「エスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ」などが有名である。


さて、ワインレヴュー。
たまには日本ソムリエ協会方式でテイスティングしてみよう。


外観:
澄んだ
輝きのある
イエロー
淡い
やや軽い
若い印象


香り:
しっかりと感じられる
青りんご
洋ナシ
アプリコット
炒ったアーモンド
貝殻
蜂蜜
バター
樹脂
若々しい印象


味わい:
強いアタック
まろやかな甘味
爽やかな酸味
穏やかな苦味
ドライでまろやかなバランス
アルコールは強い
余韻は短い


評価:
シンプル、フレッシュ感を楽しむ
適正温度:8-10度
グラス:中庸


価格:1200円くらいだったと思う(カルディ)
評価:★★★★☆
価格のわりに複雑な味わいがあってグッド。
ほどよい樽感とミネラリーなフィニッシュ。
鼻を抜けるバターや蜂蜜のニュアンスが心地よい。